本田技研工業（株）は、集合住宅向けの電動アシストサイクル共同利用システム「Honda Cycle Partner」を4日より発売する。
同システムは、集合住宅等の駐輪スペースに「Honda Cycle Partner」専用駐車場を設置し、共同利用する。利用対象者は主に設置住宅住民による会員制で、専用IDカードによる車両・会員の管理を行なう「キー管理ボックス」、充電プラグ付きの「駐輪機」、「電動アシストサイクル」の3点により構成される。
なお、同社では昨年より都内のマンション複数においてテスト導入を実施、その結果、個人移動の利便性を損なう事なく環境負荷の軽減や公共スペースの有効活用が実現するほか、個人所有に比べ低コストで電動アシストサイクルの利用が可能となるなどの多彩なメリットを確認、実用化へと至った。
メーカー希望小売価格は238万円（1システム10台仕様、車両を除く）で、販売は（株）ホンダ・モーターサイクル・ジャパンが行なう。初年度の国内販売目標は50セット。
