国土交通省総合政策局は10 日、2001年10 月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
これによると建設工事受注高は4兆9,613億円で、対前年同期比▲7.5%となった。そのうち元請受注高は3兆2,597億円(同▲6.2%)、下請受注高は1兆7,016億円(同▲9.9%)であった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆6,694億円(同▲5.9%)、民間等からの受注高は1兆5,903億円(同▲6.5%)であった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、同▲4.5%の1兆5,788億円。うち国の機関からは4,146億円(同▲14.5%)で、地方機関からは1兆1,642億円(同▲0.4%)であった。
民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等の受注工事額(1件500万円以上の工事)は2,344億円(同7.3%増)となった。建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は2,981億円で(同▲3.0%)となった。
なお、この統計調査報告の概要は、
国土交通省ホームページ (http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/toukei-jouhou.html)にて閲覧可能。