西武不動産販売(株)は7日、(株)陽栄ハウジング(東京都中央区、代表:近藤健一氏)と共同で、都市型戸建事業「ハーモニーデイズ新所沢セレサタウン」(埼玉県所沢市、21戸)を実施すると発表した。
従来の建売り住宅の共同事業は、土地売り主と建物売り主が別々で、開発のみ共同とし、販売等は別々に行なうというものだった。しかし同プロジェクトでは、両社で土地建物を共有し、商品企画から販売までを共同で行なうという初めての形態をとる。なお、事業比率は、西部不販60%、陽光ハウジング40%で、事業費用、利益はこの比率で分配される。
初めての試みあたり同社では、共同事業者の持分を販売代理とすることで、単独事業に比べ投資効率がよくなるというメリットがあるとともに、陽光ハウジングとしても、城西地区で強い販売力をもつ同社との連携により効率のよい事業展開が期待できるとしている。また、今後も両社のディベロッパーとしての実績を生かし、城西地区を中心に事業を展開していく方針。
なお、同プロジェクトは、西武新宿線「新所沢」より徒歩10分のところに立地。ガーデンタウン的な街並みをめざし、住宅地と道路の融合を図ることをコンセプトに開発され、完成は2002年8月下旬の予定。