不動産ニュース / 開発・分譲

2001/12/17

康和地所、首都圏初の「外断熱工法」による分譲マンションを着工

 首都圏を中心に事業を展開しているディベロッパーの康和地所(株)(東京都千代田区、夏目康広代表取締役社長)は、首都圏初の「外断熱工法」による分譲マンション「リリーベル両国北斎通り サーモス」(東京都墨田区、総戸数26戸、竣工予定2003年3月)を着工し、2002年2月上旬にマンションギャラリーをオープンさせる。

 「外断熱工法」は、省エネルギー性、建物耐久性などに効果があるとともに、結露の発生も抑えるなど快適な住空間が実現できる工法として、すでにコンクリート集合住宅の先進国である欧米ではスタンダードとなっている。
 そこで同社では、欧米を中心に現地視察や調査のほか、専門機関との情報交換など、約1年間わたり研究を実施。その結果、同工法によるマンションの開発に成功し、今回の着工となった。
 さらに、徐々に高まりつつある外断熱工法へのニーズを考慮し、分譲マンションにおける一般生活者の情報需要に対応すべく、「外断熱友の会サーモス倶楽部(仮称)」を設立する。ホームページなどを通じ、外断熱に関する情報提供、物件紹介などを行なうほか、寄せられた意見を今後の開発に役立てていく予定。

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