扶桑レクセル(株)は14日、Jリート向け商品として、清澄公園のファミリー向けマンションを、(株)プロスペクトが設立する特別目的会社(SPC)に一括売却した。
今回の売却契約につき同社では、ファミリー向けの高品質なマンションがJリート市場に注目されたことによるものと分析。売却金額は約25億円、売却に際しては中央三井信託銀行に信託譲渡されることとなる。
同社は、Jリート向けのマンション一括販売を分譲住宅事業に次ぐ新たなビジネスチャンスと捉え、今後ともJリート参入企業への売却を積極的に展開していく方針。
また売却先のプロスペクト社は、今後2年以内に400億円規模までファミリー向けを中心とした優良な賃貸住宅を購入、その後にJリートを設立し、東京証券取引所への上場をめざすとしている。