(株)エヌ・ティ・ティ・エムイーは9日、都市基盤整備公団が2003年度までに首都圏で供給する新規賃貸住宅27,000戸を対象に、100Mbpsの常時接続型超高速インターネット接続サービス「WAKWAKピアルbb-east」を、月額1,750円の低価格で提供すると発表した。
同サービス導入は、都市公団が住棟内に設置する超高速通信対応のLAN配線を利用し、定額制の高速インターネット接続サービスを提供する事業者の公募を行なった結果、決定したもの。
サービスの特徴は、住棟内は100Mbpsの伝送能力を持つEthernet方式で、アクセス回線には100Mbpsの伝送帯域を持ったベストエフォート型の通信回線「Bフレッツ・ビジネスタイプ」などを利用する接続方法のほか、開通手続きの迅速化や、同社データセンタによるネットワークの24時間体制での集中遠隔監視などによる快適な利用環境などをあげている。
利用料金は、国内最低クラスの月額1,750円。この金額で、インターネットの常時接続、1メールアドレス、10MBのホームページといったサービスが受けられる。
なお、すでに2001年12月より、サービスの提供を開始しており、2001年度末までに7,000戸程度、2003年度末までに22,000戸にサービス提供を行なう。