東京都住宅局は、平成13年12月期の「新設住宅着工統計」を発表した。
それによると、12月の東京都内における新設住宅の着工戸数は対前年同月比4.7%減の15万9,809戸となり、2年ぶりの減少となった。
利用関係別では、「持ち家」は22,260戸(対前年同月比▲12.6%)で2年連続の減少。このうち公的資金分は2,822戸で同▲50.6%と大幅な減少となり、民間資金部分も18,432戸(同▲1.1)と減少となった。
また、「貸家」は59,472戸(同▲0.9%)の減少となった。このうち公的資金分は12,366戸(同▲24.3%)と減少を見せたが、民間資金分においては45,418戸(同7.9%増)の増加となった。
「分譲住宅」は77,116戸(同▲4.4%)と5年ぶりの減少。このうち公的資金分は15,054戸(同▲4.9%)の減少、民間資金部分は61,369戸(同▲3.8%)と、ともに減少となった。また、このうち「マンション」は57,159戸(同▲5.8%)と2年ぶりの減少となったが、「戸建て住宅」は19,448戸(同1.6%増)と3年連続の増加となった。
なお、地域別でみると、都心3区(中央区、千代田区、港区)におい減少て11,709戸(同▲21.3%)と8年ぶりの減少、区部においては9,260戸(同▲17.6%)と減少し、同じく市部でも2,975戸(同▲16.4%)の減少という結果となった。