不動産ニュース / その他

2002/3/12

【編集部取材】森ビル、DCGのカルチャー部門で最優秀賞を受賞

(上)人物表彰の部「DCAj会長賞」受賞の鈴木敏夫氏、(下)作品表彰の部・カルチャー部門「最優秀賞」受賞の森ビル(森浩生氏)
(上)人物表彰の部「DCAj会長賞」受賞の鈴木敏夫氏、(下)作品表彰の部・カルチャー部門「最優秀賞」受賞の森ビル(森浩生氏)

 森ビル(株)は、「デジタルコンテンツグランプリ2001」において作品表彰の部・カルチャー部門「最優秀賞」を受賞、11日に贈賞式が行なわれた。

 同コンテストは、経済産業省および(財)デジタルコンテンツグランプリ(DCAj)の共催によるのもので、さまざまな分野のデジタルコンテンツ作品および制作者を選奨し、表彰する総合的なコンテスト。16回目を迎えた今回は「デジタルコンテンツグランプリ」(DCG)に改称するとともに、特別賞の「NICOGRAPH CG賞」「韓国文化コンテンツ振興院長賞」など数賞が新たに加えられた。
 今回の応募作品136点のうち、作品表彰の部の最高賞である「経済産業大臣賞」を受賞したのは、リアルタイムにストーリーやCGが変化するゲーム形式のインタラクティブ・コンサート「インタラクティブ・ライブ・ショウ 2000『賢者のプロペラ』」(平沢進、(有)ケイオスユニオン)。プレゼンターの大島慶久経済産業副大臣は同作品の技術力・表現力を高く評価するとともに、「デジタル関連産業や業界の活性化は、日本経済にとって景気回復の糸口となるだけでなく、大きな足跡を残す事になるだろう。今後の発展に期待したい」とコメントを述べた。
 なお、作品表彰の部ではビジネス部門・カルチャー部門・エンターテイメント部門・アート部門の4部門に分け、各部門ごとに最優秀賞と4種類のジャンル賞が設定され、森ビルは昨年開催されたインターネット博覧会「インパク」の参加パビリオンとして出展・公開したウェブサイト「Mid-Tokyo Maps」(http://www.mid-tokyo.com/)で、カルチャー表現力と文化育成度が審査基準であるカルチャー部門の「最優秀賞」を受賞した。
 同サイト(作品)は、“もう一度東京をつくろう”をテーマに森ビルおよび製作協力者のIMG SRC、ASYL design、LW、トランスフォーム(株) らにより、2000年12月31日に公開が開始された。以来、計24回に渡って東京の中心部(Mid-Tokyo)を軸とする“新しい地図”を製作、歴史・国際比較などさまざまな観点から東京という都市を再発見し、その問題や可能性を皆で探るというもの。カルチャー部門審査委員の福富氏は「技術力もさることながら、都市に着目した点を大きく評価した。また、更新頻度も高く、社会貢献度も高い」と評価した。これに対し、同作品の代表者として贈省式に臨んだ森ビル・常務取締役の森浩生氏は「このような賞を受賞することができ、大変嬉しく思う。製作・運営には苦労が絶えなかったので、各スタッフが各々がんばった成果だと思う。当社では、今後もデジタルコンテンツの製作・運営を、積極的に取り組んでいく予定」と語った。
 
 また、DCGの人物表彰の部では、最高賞である「DCAj会長賞」が、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏に贈られた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆