(株)長谷工コーポレーションは25日、自動車濾過器大手の(株)テネックス(埼玉県川越市、荒木宣夫社長)、(株)建友(東京都練馬区、青木正明社長)と共同で、マンション向けの新型「消音換気スリーブ(換気口)」を開発したと発表した。
同商品は、従来製品以上の優れた消音性能を発揮するとともに、通気性能の大幅な向上を実現したもので、これにより従来必要だった給気量確保のための対策が不要となる。
外部からの騒音に対しては、消音装置の樹脂製発泡材が高周波音を、装置の吸音穴が低周波音を、それぞれ消音する(同社従来製品比・騒音最大約50%低減、特許申請中)ほか、装置の口径を75ミリメートルと100ミリメートルの2タイプ用意し、今後150ミリメートルタイプも開発していくなど、多くのマンションで採用できるものとする。
同社では今後、同商品を同社で設計・施工するマンションに採用するとともに、他社物件やリフォームについても対応できる商品として、建友を通じて販売していく方針。