不動産ニュース / 開発・分譲

2002/5/29

【編集部取材】菱和ライフクリエイト、「2002年3月期決算」発表

 (株)菱和ライフクリエイトは、「2002年3月期決算(単体・連結)」を発表した。

 当期単体業績の売上高は268億1,700万円(前年同期比29.8%増)、営業利益は36億6,400万円(同74.3%増)、経常利益は30億9,200万円(同71.1%増)、当期純利益は16億3,700万円(同75.7%増)であった。
 当期連結業績(対象2社)の売上高は276億4,000万円(前年同期比29.4%増)、営業利益は38億4,500万円(同71.8%増)、経常利益は32億7,200万円(同69.4%増)、当期純利益は17億500万円(同74.9%増)であった。

 大幅な増収増益となった要因について同社では、低金利やペイオフ解禁などの投資家ニーズおよび都心回帰などの入居者ニーズといった外部要因が追い風となったことをあげている。また、ワンルームマンション業界唯一の上場企業として知名度・信用度が向上したことで、資金調達力がアップ、優良な用地情報を入手し、スピーディーかつタイムリーに用地取得できた点などが、他社との競争優位性となったとしている。
 今後の戦略としては、1階にコンビニやファミリーレストランなどを誘致するなどの付加価値をつけた100戸以上の大型ワンルームマンションの企画販売を進めるとともに、SOHOや高齢者に対応したワンルームマンションのほか、都市型ファミリーマンション事業についても強化していく方針。さらに、投資ファンドなどへの大口投資家への1棟売りなど、証券化にも取り組んでいく。
 次期見通しについては、毎年売上を伸ばしているワンルームマンションおよびファミリーマンションの安定的な売上と収益の確保に努めるとしており、売上高359億7,100万円、経常利益44億6,700万円、当期純利益25億6,700万円を見込む。

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