オリックス不動産投資法人(OJR)(本社:東京都港区、代表:廣瀬駒雄氏、総資産:約1,156億円)は12日、4番目の不動産投資信託(J-REIT)として東京証券取引所の不動産投資信託証券市場に上場した。
同投資法人は、オリックス(株)が100%出資する運用会社「オリックス・アセットマネジメント(株)」により2001年9月10日に設立、初の単独出資会社によるJ-REIT上場となった。
発行口数は98,700口で、発行価格は1口につき520,000円。対象物件は一棟所有の「ランディック赤坂ビル」(東京都港区、鑑定評価価額115億8,000万円)、「オー・エックス水戸ビル」(茨城県水戸市、鑑定評価価額4億9,800万円)、「クロスゲート」(横浜市中区、鑑定評価価額150億4,000万円)、区分所有の「キャロットタワー」(東京都世田谷区、鑑定評価価額48億9,000万円)、「ソネット上池袋」(東京都豊島区、鑑定評価価額23億7,700万円)など計40棟を保有、事務所・店舗・ホテル・住宅など用途も多用しているのが特徴の複合型J-REIT。また、J-REITでは初の国内外同時売出しを実施した。
なお、上場初日は始値・終値ともに500,000円で、高値は503,000円。