アメリカの投資法人ブリッジポイント・インターナショナル社の日本法人であるブリッジポイント・ジャパン(株)(以後BP社、東京都港区、クリス・アクスリ社長)は2日、千代田ビル管理(株)(東京都大田区、加藤正文社長)の全株式を取得したと発表した。
千代田ビル管理は、1960年創立、グループ売上高52億円、管理棟数600棟超のビルメンテナンス大手。すでにBP社では、6月17日に千代田ビル管理に対し2億円の増資を実施、7月中にはさらに1億円の増資を予定しており、今後3年間で計8億円の資本増強を行なう予定。
BP社では、千代田ビル管理の事業継承問題およびマネジメント強化のニーズと、BP社の日本国内マーケット拡大戦略がタイミング良くマッチしたことが、今回の経営権取得につながったものとしている。BP社は、8月にも外部から招聘した新社長を千代田ビル管理に派遣し、経営革新に取り組む方針。