日本GMACコマーシャル・モーゲージ(株)(東京都千代田区、社長:平井幹久氏、以下 日本GMACCM)、近畿日本鉄道(株)(大阪市天王寺区、社長:辻井昭雄氏)、明治生命保険相互会社、(株)東京三菱銀行、三菱信託銀行(株)の5社は1日、共同で不動産投資信託(J-REIT)の運用会社「グローバル・アライアンス・リアルティ(株)」(東京都千代田区、代表取締役:山内正教氏)を同日付けで設立したと発表した。
日本GMACCMは、米国ゼネラルモーターズ社傘下のGMACフィナンシャル・サービスの商業不動産金融部門を担当するGMACコマーシャル・ホールディング社の日本法人で、近畿・中部圏を中心に鉄道事業を核とする総合不動産事業を展開する近畿日本鉄道および金融機関3社の計5社が共同で新会社を設立することで、「不動産」と「金融」の知識やノウハウ、経験を生かした、質の高い運用と透明性の高い投資商品の提供をめざす。資本金は1億円、出資比率は日本GMACCMが40%、近畿日本鉄道が40%、明治生命が10%、東京三菱が5%、三菱信託銀行が5%。
なお、新会社では国内外の不動産投資家や不動産オーナー等を顧客とし、保有不動産の運営管理や顧客が実施する不動産投資、運営、売却に関する助言業務などについても兼業する予定。