不動産ニュース / その他

2002/7/18

【編集部取材】日本綜合地所、2棟の超高層タワーマンションプロジェクトの概要を発表

「グランタワー府中・ラ・アヴェニュー」(上)、「グランタワー調布国領ル・パサージュ」(下)外観パース
「グランタワー府中・ラ・アヴェニュー」(上)、「グランタワー調布国領ル・パサージュ」(下)外観パース

 日本綜合地所(株)は18日、JR京王線府中駅および国領駅前の再開発事業地区で開発中の超高層タワーマンション「グランタワー府中ラ・アヴェニュー」「グランタワー調布国領ル・パサージュ」のプレス発表会を行なった。デザインアドバイザーを務めるファッションデザイナー島田順子氏も出席し、デザインコンセプトなどを語った。

 「グランタワー府中ラ・アヴェニュー」(東京都府中市)は、地下2階、地上28階建、敷地面積は7,226.41平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄筋コンクリート造、鉄骨造)で、地下1階~6階が商業施設、7階以上が住戸。1、2階にエントランスを設け、2階エントランスからは駅改札につながるデッキに出入りすることが可能。入居者の利便性を高めるとともに、南口駅前商業地区と一体化となるように配慮した設計だ。総戸数は240戸(総販売戸数200戸)、間取りは1LDK~4LDKで住戸専有面積37.82~101.39平方メートル。6階に集会室などに使える共用部を設けたほか、最上階にラウンジ、ゲストルームを、屋上にリラクゼーション温泉バスを設置。平成17年2月下旬竣工を予定している。

 「グランタワー調布国領ル・パサージュ」(東京都調布市)は、地下2階、地上34階建て、敷地面積8,283.83平方メートル。鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)で、1階~3階が商業・公共公益施設、4階から上が居住部分。総戸数は286戸(総販売戸数238戸)、住戸専有面積55.08~115.51平方メートルの2LDK~4LDKで構成される。商業施設には充分な駐輪場・駐車スペースを確保し、周辺交通環境の改善に配慮した。「グランタワー府中・ラ・アヴェニュー」同様、最上階にラウンジ、ゲストルーム、屋上にリラクゼーション施設を完備する。竣工は平成16年9月下旬の予定だ。

 両プロジェクトとも販売価格は未定で、今年9月下旬にオープン予定のパビリオン来場者の意見を踏まえて決定する。第1期販売予定時期は、今年10月。
 ファッションデザイナーとして活躍する島田順子氏は、今回のプロジェクト参加について「まったく違う分野なのでとまどいもあった」としながらも、「ファッションは流行が1年ごとに変わるが、住宅はそうでない。永く飽きずに生活できるデザインを考えた」とのこと。最も力を入れているのはエントランスデザイン。石を多用し、深みのある印象に仕上げる予定だという。
 基本的に間取り等はセミオーダーもしくはオーダー。希望客は島田氏と相談しながらインテリアやデザインを決定することもできる。

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