住友不動産(株)は17日、同社グループの戸建住宅建築工事請負事業を統合するため、同社のハウジング第一事業部と100%子会社の住友不動産ホーム(株)の当該事業を10月1日をめどに統合すると発表した。
同社ハウジング第一事業部ならびに住友不動産ホームでは、これまでに集客不振の営業所(モデルハウス)の閉鎖や営業拠点の集約、営業経費の削減等を実施し、黒字計上を示しているものの、さらなる受注増加のためには改革が必要であるとし、統合することで両部門の営業力・商品開発力・施工能力・資金調達力・資材調達能力を向上させ、競争力の強化と業務の拡大を図る。
これにより、2003年3月期では戸建住宅建築請負事業として受注棟数2,450棟、計上棟数2,400棟、売上高520億円を見込む。