日本管財（株）は2日、三菱信託銀行（株）らと共同でプロパティマネジメントの新会社「（株）日本プロパティ・ソリューションズ」（東京都港区、代表取締役社長：福田慎太郎氏）を同日付けで設立したと発表。
新会社の資本金は4億円で、出資比率は同社が57％、三菱信託銀行（株）が5％、そのほか生駒シービー・リチャードエリス（株）や東京海上火災保険（株）等が株主となっている。
新会社では、同社の建物管理運営業のノウハウおよび三菱信託銀行の不動産・金融ノウハウなどを融合することにより、ビルマネジメント、金融、人材・組織戦略までを含めた高品質で広範囲なサービスの提供をめざすとしている。また、国内外の不動産投資家や不動産オーナー等を顧客として、プロパティマネジメントの受託・管理を主業として展開するとともに、不動産ポートフォリオ分析、不動産投資、開発運営、売却等に関する調査・助言等を業務として行なっていく方針。
なお、2002年10月1日付けで三菱信託銀行が受託している不動産信託等の運営管理業務の一部アウトソーシングを受託する予定。
