(株)不動産経済研究所は15日、首都圏および近畿圏の「2002年6月度マンション市場動向」を発表した。
これによると、首都圏における新規販売戸数は8,174戸(対前年同月比▲4.8%、対前月比15.0%増)、契約戸数は6,427戸、契約率は78.6%(同▲1.9ポイント、同2.5ポイント増)で、一戸当たりの平均価格は4,311万円、分譲単価は1平方メートル当たり53.8万円であった。翌月繰越販売在庫数は9,592戸で、前月末に比べ57戸の増加となった。
近畿圏における新規発売戸数は3,275戸(対前年同月比4.4%増、対前月比▲0.7%)、契約戸数は2,244戸、契約率は68.5%(同▲11.1ポイント、同▲1.9ポイント)で、一戸当たりの平均価格は3,570万円、分譲単価は1平方メートル当たり44.7万円であった。継続販売在庫数は6,889戸で、前月末に比べて191戸の増加となった。