不動産ニュース / 政策・制度

2002/8/23

住宅金融公庫、「平成14年6月 全国住宅市場調査結果」を発表

 住宅金融公庫は23日、「平成14年6月 全国住宅市場調査結果」を発表した。

 同調査は全国の住宅建築請負企業および不動産企業・仲介企業4,722社を対象に、注文住宅、賃貸住宅、分譲住宅、中古住宅、リフォームの各市場動向についてアンケート調査を実施したもの。調査期間は平成14年6月30日~7月15日、回収件数は2,537件(回答率53.7%)。
 これによると、注文住宅の受注状況判断D.I.(第1、2選択肢の回答割合-第4、5選択肢の回答割合)は、▲18.1%ポイントとなり、前回(平成14年3月)調査の▲45.1%ポイントと比べ、大幅な改善が見られた。なお今後は、2002年7~9月▲17.5%ポイント、10~12月▲12.8%ポイントと、若干ながらマイナス幅が縮小するものと思われ、特に首都圏では後半3ヵ月において▲1.9%ポイントまでマイナス幅が減少するなど受注の改善が期待される。
 賃貸住宅の受注状況判断D.I.は、前回調査▲26.3%ポイントに対し、今回調査は▲21.7%ポイントとマイナス幅が縮小。今後も、2002年7~9月▲13.1%ポイント、10~12月▲12.1%ポイントと改善が見込まれる。
 建売住宅の成約判断D.I.は、前回調査▲50.3%ポイントに対し、今回調査は▲27.4%ポイントと大幅な改善がみられたものの、先行きについては慎重な見方をする企業が多く、一進一退の弱い足取りとなるものと見られている。

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