積水ハウス(株)は27日、同社独自の高性能陶版外壁材「ベルバーン」を採用した、シャーウッド(木造軸組戸建て住宅)シリーズの新商品「M’Bellburn’s(エム・ベルバーンズ)」を9月13日より発売すると発表した。
「ベルバーン」は、焼きものの持つ自然の風合いや質感と、高い耐久性、耐候性を併せ持つ高性能の外壁材。自然素材を原材料とし有害物質を含んでいないことから、リサイクルも可能。すでに2001年4月より同シリーズで採用しており、最高級の外壁材として好評を博している。
新商品は、「ベルバーン」の全面貼り仕様に加え、ハイウェスト、ローウェストなどの明るいツートーン仕様を可能したことで、豊富な外観バリエーションを用意。屋根形状も寄棟、切妻の2タイプあり、さらに陶器平瓦、洋風の波瓦の選択もできる。アクセントとなる窓も、「ティンバー・ウィンドウ」や天井まで大きく開いた「ライトフルウィンドウ」など、自由設計の良さを生かしたプラニングを可能としている。
設備面では、開口部に高断熱性能のアルミサッシと遮熱断熱ペアガラスを標準装備。壁は2層からなる独自の工法により結露を防ぎ、標準仕様で次世代省エネルギー?地域基準をクリア。住宅性能表示対応においても、要望に応じてすべての項目で最高レベルを取得できるような体制を整えている。
価格は、高性能外壁材を使用しながらも、坪あたり55万円台からと高いコストパフォーマンスを実現。販売エリアは沖縄県を除く全国で、月80棟の販売をめざす。