(社)住宅生産団体連合会は30日、今年度の「住宅関連環境行動助成事業」において対象となる助成団体と活動テーマを決定したと発表。
同財団は、1997年度より各種の団体・法人による環境対策推進行動を支援し、住宅に関連した環境対策を積極的に推進すべく、同助成事業を行なっている。
今年度についても、6月1日から7月31日までの応募期間中に51件の申請が寄せられ、8月19日に開催された住宅関連環境行動専攻委員会(委員長:松尾陽 東京大学名誉教授・明治大学教授)において審査を行なった結果、「家族でできるエコリフォーム~その実践と手ほどき」(特定非営利活動法人 環境市民 自然住宅研究会)、「建替によらない老朽化マンション再生(スーパーリファイン)の事例調査と再生条件の研究」(初期マンション調査研究会)、「住教育絵本づくり -子供も住環境を理解するために-」(住教育研究会)など、24団体・テーマへの助成が決定した。
なお、これらの団体・法人には、2002年9月1日から2003年3月15日までの期間、1件当たり原則として50万円が助成される予定となっている。