(株)不動産経済研究所は12日、首都圏および近畿圏の「2002年8月度マンション市場動向」を発表した。
これによると、首都圏における新規販売戸数は4,715戸(対前年同月比42.1%増、対前月比▲39.4%)、契約戸数は3,701戸、契約率は78.5%(同3.5ポイント増、同0.8ポイント増)で、一戸当たりの平均価格は3,792万円、分譲単価は1平方メートル当たり49.5万円であった。翌月繰越販売在庫数は9,436戸で、前月末に比べ458戸の減少となった。
近畿圏における新規発売戸数は1,512戸(対前年同月比20.8%増、対前月比▲62.7%)、契約戸数は1,120戸、契約率は74.1%(同0.7ポイント増、同▲3.9ポイント)で、一戸当たりの平均価格は3,292万円、分譲単価は1平方メートル当たり41.1万円であった。継続販売在庫数は6,617戸で、前月末に比べて605戸の減少となった。