SE構法(木造ラーメン構造)を開発した(株)エヌ・シー・エヌ(東京都港区、杉山恒夫氏社長)は26日、同社独自の資格制度「α-SE構法設計施工管理技士」の資格取得者が累計で116名になったと発表した。
「α-SE構法」とは、軒高12メートルの木造3階建て住宅を建築することができる燃え代設計を可能にした拡張型のSE構法ともいえるもの。「α-SE構法設計施工店」となるには、1級建築士およびSE施工管理技士のほかに、α-SE構法設計施工管理技士の資格取得者を置くことが条件となる。
同社では、資格取得の機会となる「α-SE構法技術研修会」を2001年5月より2ヵ月に1回のペースで開催しており、このほど岐阜県美濃加茂市で開催した同研修会において5名が合格、これにより昨年度から今年度上半期までの累計で資格取得者が116名となった。