積水化学工業(株)住宅カンパニーは、積雪地域向けのセキスイハイム「ノースワード」をリニューアルし、10月11日より販売開始する。
「ノースワード」は、東北・新潟・北陸の主に日本海側の積雪地域を販売対象地域とし、積雪地域独特の気候風土を考慮して開発された商品。今回のリニューアルでは、同地域でニーズの高い「広々とした柱のない室内大空間」を実現するため、高鋼性の鉄骨構造体を採用した。これにより、最大31畳の開放感あふれる大空間とを実現するとともに、住宅性能表示の「構造等級」で最高ランクの取得を可能とした。
また、新規開発した寒冷地用のCO2ヒートポンプ給湯器「エコキュート」を採用することにより、安全性・快適性および大幅な光熱費削減を実現。なお、「エコキュート」および太陽光発電システムを利用すると、灯油使用時に比べ光熱費が約4割減となる。また、同システムは室内で火を使わないため、換気を頻繁に行なわない傾向が高い同地域においても、安全性の確保がしやすい点が大きな特徴となっている。
販売価格は3.3平方メートルあたり52万円台から。2002年度後期は230棟、2003年度は500棟の販売をめざす。