西武不動産販売(株)は10日、現在建設中の一戸建て住宅「ハーモニーデイズ小手指」(埼玉県所沢市、開発総面積996.89平方メートル、計画戸数8戸)の分譲事業において、不動産特定共同事業(匿名組合方式)を実施すると発表。
同社では共同事業を投資リスクの分散およびフィービジネス拡大のための事業手法として位置付けており、当該事業においてはその手法の一つとして、新たに開発分譲型の不動産特定共同事業を開始するもの。
事業スキームとしては、同社は匿名組合の営業者として出資者(不動産会社1社)と匿名組合契約を9月中に締結。同事業の期間は約7ヵ月で事業費の40%にあたる1億5,000万円を出資者より受け入れ、残り60%の約2億2,000万円を同社がみなし出資する。
これにより、同社は企画力・営業力を生かしてディベロッパーとしてのノウハウを営業者報酬として得ることができることから、今後は不動産特定共同事業に積極的に取り組むとともに、ノンアセット・フィービジネスへの展開を強化する方針を明らかにした。