小田急不動産(株)は28日、2002年5月21日の決算発表時に公表した2003年3月期中間業績予想(2002年4月1日~2002年9月30日)を修正したと発表。
これによると、当期単体での中間業績予想は、売上高124億8,000万円(前回発表予想151億円)、経常利益3億6,000万円(同4億円)、中間純利益3億6,000万円(同2億円)に修正。
当期連結での中間業績予想は、売上高140億円(前回発表予想160億円)、経常利益2億1,000万円(同3億円)、中間純利益3億1,000万円(同1億5,000万円)に修正された。
修正の理由について同社は、不動産販売業における郊外型物件の販売期間長期化による中間期計上見込分の下期へのずれ込みなどをあげている。売上高は前回予想を下回る見込みとなったが、全事業でコスト削減に努めたこと等により、経常利益の落ち込みは最小限に抑えることができ、中間純利益については、有価証券の売却等による特別利益の計上によって好転する見込み。
なお、2003年3月期通期業績予想については、2003年3月期中間決算発表時(11月20日予定)に発表される予定。