大和ハウス工業(株)は、阪神水道企業団が所有する浄水池上部に「ロイヤルホームセンター塚口」(兵庫県尼崎市)を7日にオープンさせた。
浄水場の浄水池上部の有効活用策として、店舗を建設する試みは全国でも初めてのこと。阪神水道企業団では、阪神淡路大震災の被害を受けた尼崎浄水場を建て替えるにあたり、幹線道路に接している等の良好な立地条件を生かし、浄水池の上部空間に民間の商業施設を誘致することを決定。コンペの結果、同社ロイヤルホームセンターが当選、今般のオープンとなった。
同社は総合生活産業をめざし1980年にホームセンター事業に進出、「より快適な住まいづくり」をテーマにこれまでに37店舗を展開。全国で38店舗目、兵庫県下で4店舗目となる「ロイヤルホームセンター塚口」は、「Home Solution」型のホームセンターを指向し、造園・リフォームの設計、施工、相談コーナーも設置している。218台収容の駐車場も併設。売場総面積は約4,800平方メートル。
取り扱う商品はDIY用品、建築資材、ガーデニング用品、ガーデン資材、インテリア・収納家具、住宅設備機器、オフィス用品、家電、ペット用品、増改築・リフォーム資材など、地域性を重視しつつ、住宅におけるさまざまなシーンで必要と考えられる各種資材等を揃え、年間売上高14億円をめざす。