三菱地所系のジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)は15日、不動産投資信託(J-REIT)のための投資物件として、「ダヴィンチ原宿」(東京都渋谷区神宮前三丁目)の土地および建物の所有権を9月下旬に取得予定であると発表。
「ダヴィンチ原宿」は、1987年12月に竣工した地下2階地上7階建ての複合ビル。テナント総数は6店舗で、現在はアパレル産業のオフイスと、集客力の高い店舗テナントが入居中。2001年10月より稼働率100%を維持しており、取得予定日にも稼働率100%が見込まれている。
同物件の取得価格は48億8,500万円で、16日に売主の(有)レオナルド(東京都中央区、金子修代表取締役)と不動産売買契約を締結する予定。
土地面積839.66平方メートル、建物面積4,359.20平方メートル、総賃貸面積3,051平方メートル。なお、同投資法人では「大型オフィスビルの集積が少ない地域ではあるが、アパレル産業を中心としたオフィスニーズは強い。また、店舗集積度が高い原宿エリアに立地しているので、集客力・優位性が高く、競争力を有する建物規模であると評価した」としている。