（株）INAXトステム・ホールディングスは21日、「2003年3月期中間決算短信（単体・連結）」を発表した。
当期単体業績の売上高は37億1,800万円（前年同期比▲98.7％）、営業利益は34億7,800万円、経常利益は37億3,400万円、当期純利益は34億3,200万円となった。
当期連結業績（対象30社）の売上高は4,705億3,500万円（前年同期比27.9％増）、営業利益は55億9,000万円、経常利益は101億3,700万円（同490.5％増）、当期純利益は42億1,600万円となった。
当期は、グループのビジネスモデルである「トータルハウジング」推進などに注力し、販売価格水準の改善や海外生産増強によるコストダウン推進、顧客価値創造型の新商品開発等に取り組み、グループ経営面での進化を図った。これらの利益改善策が奏効し、当期経常利益において、退職給付費用の増加にも関わらず、前年同期比の5.9倍の101億3,700億円を計上、増収増益となった。
なお、通期については、グループにおける統合シナジー効果を実現させるなど、資産と負債の圧縮に努めていくとしており、売上高9,500億円（前年同期比14.0％増）、経常利益400億円（同70.6％増）、当期純利益300億円（前年同期比2.8倍）を見込む。
