東急不動産(株)は21日、「2003年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期単体業績の売上高は925億8,900万円(前年同期比▲5.8%)、営業利益は70億4,700万円(同▲25.2%)、経常利益は25億6,300万円(同▲108.2%)、当期純利益は▲7億6,100万円(同▲66.8%)となった。
当期連結業績(対象42社)の売上高は2,280億7,900万円(前年同期比▲1.0%)、営業利益は101億8,800万円(同13.8%増)、経常利益は50億6,100万円(同43.8%増)、当期純利益は12億800万円(同▲57.7%)となった。
当期業績について同社では、対前年同期比では、賃貸・小売セグメントの増益によって営業利益は12億円の増益となっているが、前中間期の株式売却益計上の影響から特別利益が41億円減少、中間純利益は16億円の減益となったとしている。
なお、通期は、経常利益が4期連続の増益となるものの、純利益については、特別利益の減少・税効果調整額の費用増・少数株主損失の増加などにより減益となる見込みで、売上高5,050億円、経常利益175億円、当期純利益60億円となる見通し。