森ビル（株）は2日、同社制作のウェブサイト「MID-TOKYO MAP」（http://www.mid-tokyo.com/）が、ロンドン国際広告賞（http://www.liaawards.com/）の「Interactive Media／Public Service部門」において、部門最高賞にあたる「Winner」を受賞したと発表した。
ロンドン国際広告賞は、CM、印刷物、パッケージデザイン、インタラクティブメディアなどの分野を対象とする賞で、1986年に創設された比較的新しい賞でありながら、エントリー作品数が年々増加するなど注目を集めている広告賞。2002年は全世界から合計16,296作品の応募が寄せられ、インタラクティブ部門には614作品が応募。全般的に英語圏の作品が多いため、審査は欧米勢有利と言われる中、「MID-TOKYO MAP」が日本作品唯一の「Winner」受賞となった。
同サイトは、同社がサイト全体の構成、本文、データ作成などを行ない、デザイン・ウェブ制作チームと共同で、1年半にわたり制作を実施したもの。東京中心部の地図をベースに、東京・ニューヨークの都市構造比較、国際競争力比較、都市のライフスタイルおよびこれからの時代にふさわしい都市政策のあり方などを、5シリーズ全24回にわたって日本語・英語で展開している。
なお、同サイトはこのほかにも、2002年にニューヨークでの世界最高峰の広告賞「One Show Interactive」におけるGOLD受賞、「カンヌ国際広告賞」インタラクティブ部門ファイナリストなど数々の賞を受賞している。
