不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は18日、首都圏における11月の賃貸物件の市場動向を発表した。
同社への賃貸物件登録数は、居住用が46,144件(前年同月比9.9%増)で18ヵ月連続のプラス、事業用は7,022件(同▲3.3%)と前年同月比は再びマイナスに転じた。
1平方メートルあたり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,620円(前月比2.7%上昇、前年同月比4.8%上昇)、アパートは2,050円(同0.5%上昇、同▲1.4%)となった。
1戸あたり登録賃料の首都圏平均では、マンションが11.16万円(前月比1.3%上昇、前年同月比0.2%上昇)、アパートが6.69万円(同▲0.3%、同▲1.2%)となった。
居住用賃貸物件成約数は11,357件(前年同月比3.5%増)で、再び増加に転じ、11月としては過去最高を示した。埼玉県、東京都は依然として好調が続いており、埼玉県は18ヵ月連続、東京都下は15ヵ月の前年比増となった。なお、単月での過去最高は、今年7回目となる。
また、1平方メートルあたり成約賃料の首都圏平均は、マンションが2,550円(前年同月比▲0.8%)、アパートは2,120円(同1.0%上昇)。1戸あたり成約賃料の首都圏平均では、マンションが10.22万円(同1.1%上昇)、アパートは6.78万円(同0.3%上昇)となった。