不動産ニュース / 団体・グループ

2002/12/20

日本2×4建築協会、耐火性の高さを示す実証例を発表

下:出火元側外壁。約40cmの距離にもかかわらず表面がこげる程度の被害であった
下:出火元側外壁。約40cmの距離にもかかわらず表面がこげる程度の被害であった

 (社)日本ツーバイフォー建築協会は、ツーバイフォー住宅が耐火性に優れていることが現実の火災により、期せずして明らかになった実例報告を発表した。

 静岡支部からの報告によると、11月4日に静岡県三島市において、築10年のツーバイフォー住宅の隣家より出火し、出火元は全焼、周囲を含め全5棟が全半焼する火災事故が発生した。この災禍の中、近隣の木造2階建て住宅および鉄骨3階建て住宅は内部が全焼したが、隣家にあたるツーバイフォー住宅は西側(出火元側)の外壁の一部損傷のみで、ツーバイフォー住宅の耐火性を実証する形となった。
 また、新潟支部からは、2001年9月に新潟市大野町でおきた全7棟が全半焼した中、ツーバイフォー住宅は火元の風下にあり、約30分にわたって猛火にあおられながらも、外壁の一部や窓回りの内装等被害は極めて限定的なものにとどまった例が報告。耐火性の高いツーバイフォー住宅が防火壁の役割を果たし、風下への延焼を防いだことが明らかになった。

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