(株)不動産経済研究所は16日、首都圏および近畿圏の「2002年12月度マンション市場動向」を発表した。
これによると、首都圏における新規発売戸数は8,375戸(対前年同月比▲9.3%、対前月比7.4%増)、契約戸数は5,996戸、契約率は71.6%(同▲12.2ポイント、同▲2.3ポイント)で、一戸当たりの平均価格は4,171万円、分譲単価は1平方メートル当たり53.5万円であった。翌月繰越販売在庫数は11,611戸で、前月末に比べ833戸の増加となった。なお、2003年1月の発売戸数は3,500戸前後となる見込み。
近畿圏における新規発売戸数は1,960戸(対前年同月比▲37.0%、対前月比▲41.0%)、契約戸数は1,412戸、契約率は72.0%(同▲1.4ポイント、同0.2ポイント増)で、一戸当たりの平均価格は3,302万円、分譲単価は1平方メートル当たり41.9万円であった。継続販売在庫数は7,168戸で、前月末に比べて177戸の減少となった。なお、2003年1月の発売戸数は800戸程度となる見込み。