不動産ニュース / 調査・統計データ

2003/2/10

国交省、「建設工事受注動態統計調査報告」(平成14年12月分、平成14年計)を発表

 国土交通省総合政策局は10日、平成14年12月分および平成14年計の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 これによると平成14年12月の建設工事受注高は4兆2,491億円で、対前年同月比▲7.9%となった。そのうち元請受注高は2兆9,243億円(対前年同月比▲5.5%)、下請受注高は1兆3,248億円(同▲12.9%)であった。
 元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆3,616億円(同▲5.6%)、民間等からの受注高は1兆5,627億円(同▲5.3%)であった。
 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、同7.2%増の1兆4,683億円。うち国の機関からは3,915億円(同5.4%増)、地方の機関からは1兆768億円(同7.9%増)であった。
 民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等の受注工事額(1件500万円以上の工事)は1,537億円、同▲40.1%と大きく減少。建設工事・建設設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は4,434億円で、同▲15.2%となった。

 平成14年1年間の建設工事受注高は55兆5,775億円で、対前年比▲9.8%となった。そのうち元請受注高は37兆9,396億円(対前年比▲7.6%)、下請受注高は17兆6,378億円(同▲14.2%)であった。
 元請受注高のうち公共機関からの受注高は16兆9,259億円(同▲7.9%)、民間等からの受注高は21兆138億円(同▲7.3%)であった。
 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、同▲7.2%の16兆2,275億円。うち国の機関からは5兆2,789億円(同▲4.8%)、地方の機関からは10兆9,486億円(同▲8.2%)であった。
 民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等の受注工事額(1件500万円以上の工事)は2兆6,548億円(同▲14.6%)。建設工事・建設設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は5兆5,068億円(同▲1.6%)であった。

 なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/toukei-jouhou.html)にて閲覧可能。

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