長谷工グループの内装工事・家具等の製造販売を手がける(株)フォリス(東京都大田区、社長:白土正之氏)は4日、浴室・洗面室やキッチンの衛生状態を良好に保つ「防汚コート」をマンションにおけるインテリア販売の主力商品の1つと位置づけ、提案・販売を強化していくと発表した。
同社は、新築マンション入居前の人を対象に、さまざまなインテリア商品の注文販売を実施。従来メインだったカーテンや造作家具に代わり、最近ではフローリングワックスや「防汚コート」といったメンテナンス商品に人気が集まっていることを受け、受注強化を図る方針を明らかにした。
「防汚コート」は、フッ素コーティングにより台所・浴室等水まわりの汚れを防ぎ、手入れや掃除を大幅に省力化する製品として、約4年前に同社が商品化したもの。浴室・洗面室向けの「フルオ・ガード2コーティング」、台所のタイル・タイル目地・キッチン天板向けの「ハイブリッドコーティング」の2種類を用意しており、新築マンション購入者からの受注は前年比20%増と伸びてきている。
同社では今後、「防汚コート」の受注強化をめざし、個別物件ごとのモデルルームおよび新規に開設するショールームにおいて、商品展示・説明・販売を行なっていく方針。