東急不動産(株)は14日、2002年11月21日の決算発表時に公表した2003年3月期業績予想を修正したと発表した。
今回発表した当期単体業績予想数値は、売上高2,265億円(前回発表予想2,250億円)、経常利益110億円(同75億円)、当期純利益は23億円(同50億円)に修正。
当期連結業績予想数値は、経常利益200億円(前回発表予想175億円)、当期純利益45億円(同60億円)に修正された。
修正の理由として同社では、単体業績について、保有する銀行株の評価損65億円、子会社株式評価損17億円など特別損失82億円の発生をあげている。また連結業績については、東急コミュニティーや東急リバブルなどはほぼ予定通りの進捗だったのに対し、東急ハンズや工事請負系の営業苦戦により10億円の減益要因があったためとしている。