(社)日本住宅建設産業協会は、良質な住宅供給および住環境整備を目的に行なっている優秀事業表彰の第3回受賞作品を発表した。
同賞は、同会会員が実施した事業等を対象とするもので、戸建分譲住宅、中高層分譲住宅、不動産関連事業、戸建注文住宅、企画・開発の5部門で構成される。第3回目となる今回は、19社より計21物件の応募があり、審査委員会では例年通り、書類選考および現地調査を実施したうえで選考を実施。その結果、最優秀事業賞にスターツ(株)「アルファグランデ成田壱番街」(中高層分譲住宅部門、千葉県成田市、総戸数195戸)、優秀事業賞に(株)細田工務店「グローイングシティ横濱・上大岡 アンドレスの丘」(戸建分譲住宅部門、横浜市南区、総戸数98戸)、(株)ヒューマンランド「サンクタススクエアきよみ野」(中高層分譲住宅部門、埼玉県吉川市、総戸数90戸)など計8物件が選出された。
会見の席で審査委員の今野益雄氏((株)アーバンライフ建築事務所取締役会長)は、「毎年応募物件の完成度が高くなってきている。過去2回該当物件がなかった最優秀事業賞が、今回初めて贈られたのが今年の特徴」と感想を述べた。また、今回の応募作品について、審査委員長の三村光一氏((株)港コーポレーション代表取締役)が「21物件ともグレードが高くすばらしい物件ばかり。販売結果だけでなく、社会貢献も含めて事業として成功している。協会としては今後もユーザーの立場にたったマンション、戸建て事業を推進していきたい」と今後の期待を語った。
なお、受賞作品は、4月23日に開催される報告会において表彰される予定。