日本リテールファンド投資法人(JRF)は23日、「2003年2月期決算」を発表した。
当期(資産運用期間2002年9月1日~2003年2月28日)運用状況の営業収益は14億5,300万円(前期比7.6%増)、営業収益は9億1,400万円(同8.7%増)、経常利益は7億5,700万円(同8.8%増)、当期利益は7億5,600万円(同8.9%増)であった。一口あたりの分配金は14,438円、分配金総額は7億5,600万円、配当性向は99.9%。
同等私法人が保有する資産は、2003年2月28日現在で商業施設4物件、取得価額の総額は428億9,100万円、賃貸可能面積180,459平方メートル。4物件はすべて「中長期にわたり安定したキャッシュフローを期待するインカム型」に区分されるもので、イオン、イトーヨーカ堂、東急ハンズといったテナントとの長期賃貸契約(平均賃貸期間16年)により、100%の稼働率を維持している。
なお次期(2003年3月1日~8月31日)の見通しについては、現在保有する4物件に、2003年3月4日および3月6日に取得した新規5物件を加えた9物件を保有資産とし、営業収益53億3,200万円、経常利益22億1,400万円、当期利益22億1,200万円、1口あたり分配金14,504円を見込む。