不動産ニュース / ハウジング

2003/5/1

パナホーム、「2003年3月期決算」発表

 パナホーム(株)は4月28日、「2003年3月期決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期単体業績の売上高は1,964億7,300万円(前期比28.6%増)、営業利益は▲36億1,700万円、経常利益は▲34億7,100万円、当期純利益は▲63億7,100万円であった。
 また当期連結業績(対象10社)の売上高は2,527億600万円(前期比▲2.1%)、営業利益は▲41億2,100万円、経常利益は▲48億2,900万円、当期純利益は▲104億9,900万円であった。
 当期は、事業構造改革として、2002年10月1日付で、主要連結子会社を合併するとともに、社名を「ナショナル住宅産業株式会社」から商品ブランドと同じ「パナホーム株式会社」に変更。また、コスト構造改革として、生産体制やグループ全体の人員の見直し、販売拠点の統廃合等を行なうとともに、取締役の員数・任期の見直しや執行役員制度の導入等のコーポレートガバナンス改革を実施。これら経営構造改革費用を特別損失に計上したことにより、当期損益104億9,900万円の損失となった。
 なお今後については、戸建住宅事業において、創業40周年記念商品として中高級住宅市場をターゲットとした「ソラーナシリーズ」を投入し、中高級ブランドイメージの再構築を図るほか、資産活用事業において、賃貸集合住宅商品の充実やシニア向け賃貸住宅事業の拡張に注力するとしており、単体で売上高2,650億円、経常利益40億円、当期純利益23億円、連結で売上高2,580億円、経常利益40億円、当期純利益12億円を見込む。

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