不動産ニュース / 調査・統計データ

2003/5/20

東京カンテイ、4月の中古マンション価格推移を発表

 (株)東京カンテイは20日、2003年4月度の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格推移」を発表した。

 同調査は、同社に登録された中古マンションの売り希望価格を行政区単位ごとに算出し、その平均坪単価を一般的なファミリータイプの価格に即するよう70平方メートル換算したもの。
 これによると、首都圏4月の中古マンション価格は2,505万円、前年同月比4.4%増と上昇しているものの、前月比では▲1.3%と、3月以降2ヵ月連続で下落しており、2001年11月以降強含んでいた首都圏の中古価格は、安定化の方向に進んでいると考えられる。
 主要都市別にみると、東京23区は前年同月比3.1%上昇と依然安定した上昇をみせており、千葉市で同1.8%上昇、横浜市で同1.3%上昇と、さいたま市(同▲4.6%)を除く主要都市でいずれも前年比上昇となった。
 近畿圏4月の中古マンション価格は1,673万円、前年同月比は▲4.2%と下落したが、前月比では▲0.1%とおおむね横ばいで推移している。
 中部圏4月の中古マンション価格は1,379万円、前年同月比▲2.5%、前月比▲1.3%となった。名古屋市では、前年同月比が▲2.2%、前月比で▲1.8%下落し、中古価格はやや弱含んでいるが、2002年1月以降で見ると1,500万円を超える水準でおおむね安定し、大きな変化はないとしている。

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