不動産ニュース / その他

2003/5/29

「『元気な街』南大沢協力の会」設立説明会を開催

会見の模様。右が会長を務める淡路圭助氏、左が副会長の伊藤裕司氏
会見の模様。右が会長を務める淡路圭助氏、左が副会長の伊藤裕司氏

 東京都八王子市南大沢の駅周辺事業者と地域住民とが連携して活動を行なう組織「『元気な街』南大沢協力の会」が29日に発足。同日、設立説明会が開催された。

 南大沢は従来、行政が主導となって多摩ニュータウン活性化を推進してきていたが、今般、行政側から地域住民および駅周辺事業者へと活動主体をバトンタッチ。健全で末永い“賑わいづくり”をめざし、同会を発足することとなった。
 具体的には、南大沢で行なわれる各種年間イベントの運営を同会が一本化して行なうとともに、周辺事業者が情報を共有できる体制を整える。また、「花の街」として知られる南大沢のイメージを維持するため、駅周辺に配されているフラワーポットの管理等について、従来通りボランティアによる活動を推進しつつ、費用面での補助を行なっていく。
 同会の会員は、運営を支援する事業者(法人・団体等)と、特別会員として「南大沢市民センター住民協議会」および「(財)八王子市学園都市文化ふれあい財団」から選任された者とで構成。会長には「南大沢市民センター住民協議会」会長でもある淡路圭助氏((株)淡路)が就任、事務局は「ラ・フェット多摩 南大沢」所長の武藤治彦氏が務める。
 会見の席で、淡路会長から同会の趣旨が説明された後、副会長の伊藤裕司氏(ドトールコーヒーショップ南大沢店オーナー)は「南大沢はかつて閑散としていた時代もあり、人を集めるのに苦労したこともあった。大手企業の商業施設が人を呼んできてくれたわけで、この今の“賑わい”を維持し、今後も発展させていきたい」と意気込みを語った。また、事務局を務める武藤氏は、「今後ドラマ・映画等のロケ地誘致も行ない、南大沢が“住みたい街”“憧れの街”となるよう、紹介していきたい」と述べた。
 発足当初の会員は20社程度、「将来的には50社程度にまでもっていきたい」(武藤氏)という。

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