ミサワホーム(株)は、グループ会社である(株)マザアスとともに計画中の高齢者複合施設「ケアホーム西五反田」「さくらハイツ西五反田」(東京都品川区五反田)の入居募集を6月2日に開始。それに先立ち、5月28日より同施設のモデルルームをオープンした。
同施設は、同社とマザアスとが、品川区と社会福祉法人さくら会との連携により運営コンサルティングおよび施設運営を行なっているもので、ケアハウス制度を活用した、品川区独自の新しい高齢者住宅。
介護が必要な高齢者を対象とする「ケアホーム西五反田」は、4階建ての2階~4階部分に位置し、1階には在宅介護サービス施設等を配置。全81室はすべて個室で、居間・食堂などを有する小規模(9名)ユニットケア方式を採用している。
一方14階建ての居住等の2階~4階部分を占める「さくらハイツ西五反田」は、自立した高齢者を対象としたもので、一人用35戸、二人用4戸の合計39戸を用意。1階にはコンビニエンスストア等の店舗フロア、5~14階には100戸程度の区民住宅が建設される予定となっている。
同社では、2タイプの施設を複合することにより、高齢期の身体的変化等に対応することができるとともに、「住み慣れた土地で自分らしく暮らしたい」という高齢者の願いを叶えるものとして、同施設を積極的にアピールしていく考え。入居開始予定は2004年4月。モデルルームは5月28日~6月22日の期間中、10時~16時まで公開される。