(株)NTTデータ(東京都江東区、代表取締役社長:青木俊晴氏)は18日、建築中のインテリジェントビル「NTT DATA品川ビル(愛称:アレア品川)」(東京都港区港南)が20日に竣工すると発表した。
地下3階27階建ての同物件は、IPによる総合ビルネットワークを基幹とした次世代ビル管理システムなど先進の情報通信インフラの装備を備え、省電力装置の配備など地球環境にも配慮した高機能オールIPビル。「エコロジー・地球環境保護」「先進技術を駆使した情報環境」「安全性・信頼性」をテーマに、自由度の高いオフィス空間や高負荷対応などフレキシビリティの高いオフィスビルとして計画された。
3~5階の低層部には国際コンファレンスセンター協会の認定を受けた会議施設「東京コンファレンスセンター品川」が開設。500名収容の大ホールをはじめ、さまざまな会議に使用できる各種コンファレンスルームを備え、7月下旬よりサービスを開始する。また、飲食およびサービステナント13店舗が入居予定で、オフィスビル機能にとどまらず地域の活性化をも担うものとなっている。
オフィス環境の特徴としては、IPネットワークによる統合LAN環境、オープンネットワーク技術の適用による次世代ビル管理システム、省エネ効果のある自動電圧調整装置「エコリスタ」の採用など。セキュリティ面では、非接触ICカードを利用した入退室管理システムやIPカメラによる監視システムなどを導入している。
敷地面積は7,039.91平方メートル、延床面積は70,306.87平方メートル。7月17日にグランドオープンを迎える予定。