不動産ニュース / ハウジング

2003/6/27

ミサワホーム、換気システム技術をオープン化

 ミサワホーム(株)は26日、同社オリジナル住宅部品である「24時間フロアセントラル換気システム」を7月1日より外販していくと発表した。

 同システムは、室内の温度ロスを抑えながら換気する全熱交換式を採用したシステム。冷暖房効果を低下させないため、電力の節約や省エネルギーに貢献するとともに、気管支喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患の主な原因であるダニ・カビ対策としても有効となっている。
 同社では、1996年より戸建て全商品に同システムを標準採用。同システムの基本特許を取得しており、これまでの約14万台の出荷実績により量産効果のある価格設定が可能となった。
 今回、同システムについて、他のメーカーからの引き合いも強いことから、より多くの方に技術利用してもらうべく、外販することを決定。その他部品の外販も視野に入れ、7月より専門スタッフを配置し、マンション業者やディベロッパーなど、同業他社を含めたルートを開拓していく。なお、初年度販売目標は5,000システム。現在20社程度の引き合いがあり7月中にも契約を提携する予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。