不動産ニュース / 仲介・管理

2003/7/3

積水ハウス、賃貸住宅入居者を対象に「MASTクラブ」発足

 積水ハウス(株)および積和不動産グループは2日、賃貸住宅入居者に対し生活のサポートを行なう「MASTクラブ」を8月1日に発足すると発表した。

 積水ハウスでは、新しい賃貸住宅ブランド「シャーメゾン」を確立し、高級かつひとまわりゆとりのある賃貸住宅を提供してきており、このたび、賃貸住宅におけるトータルなサービス向上の一環として、同クラブを設立するにいたった。
 同クラブの特徴は、会員を対象としたポイントシステム。積和不動産6社が運営する賃貸住宅の入居者は、家賃1,000円につき1ポイントに換算されるポイントを貯め、さまざまなサービスに利用することができる。具体的には、住み替えサポートとして、積和不動産グループの賃貸住宅へ住み替える場合に、1ポイント当たり50円に換算し、新居の賃料を割引する(ただし家賃の3ヵ月分が上限)。また、賃貸住宅から持ち家に変わる場合で、積水ハウスの戸建住宅を新築する場合には、1ポイント当たり500円に換算し、建築費を割引(建物価格の5%が上限)。積和不動産が仲介する物件を購入する場合には、1ポイント当たり200円で換算し、仲介手数料を割引する(手数料の30%が上限)。
 このほか、提携企業による、家具・家電製品の割引サービスや、Web上での会員サービスも展開していく方針で、「MASTクラブホームページ」も立ち上げる予定。
 同クラブ受付開始は8月1日から。個人の既存入居者および新規入居者が対象で、入会金・年会費はともに不要。入会案内の同封ハガキおよびインターネットで受付け(新規入居者は契約時)、申込み後、会員番号を記したMASTカードが発行される。
 同社グループでは、同クラブ開設により、安定した入居者層・ファン層を形成するとともに、賃貸物件の付加価値増大を図り、賃貸住宅オーナーの投資意欲を高める体制を強化、「シャーメゾン」の拡販につなげていく考え。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆