不動産ニュース / 開発・分譲

2003/7/18

パナホーム、「ソルビオス ノア」見学会を開催

「ソルビオス ノア」T氏邸外観
「ソルビオス ノア」T氏邸外観

 パナホーム(株)は16日、2002年4月より発売している都市型狭小住宅「ソルビオス ノア」の入居直前の個人宅をマスコミに公開、見学会を開催した。

 都心部の自宅建替え需要に対応すべく開発された「ソルビオス」シリーズは、基本形となる「ノア」をはじめ、賃貸併用型の「コンボ」、二世帯住宅の「コア」、4階建ての「4U」など、さまざまなバリエーションを展開している、狭小地向けの商品。
 今回公開されたのは、同社社員であり、「ノア」の商品企画者でもあるT氏の個人宅で、「外観だけでなく、室内も住む人のこだわりを実現した“ノアらしい”住宅に仕上がった」(同社)とのこと。1階の庭には、家庭菜園を設け、庭に面した風呂には、ウッドデッキを敷いたテラスに出られるドアを取り付けたほか、間仕切りのないオープンな空間とした2階は、リビングに一段高いステージとテラスを同じ高さにして、連続した空間を実現。3階には、「ひきこもりの小部屋」と称し、ベッドの下に小さな空間を設けた。また屋上には、風力発電用のプロペラを設置するなど、いたる所にこだわった。
 「家をつくっていてとても楽しかった」と同氏が言うように、同商品の魅力は、ハウスメーカーの良さと建築家の良さとをハイブリッドさせた点。商品そのものを気に入り、商品の「指名買い」があるなど、反響も高い。同社では今後も、同シリーズを積極的に展開していく考えで、シリーズ全体で月60棟の受注をめざすとしている。

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