東建コーポレーション(株)は、携帯電話を使った戸鍵管理システム「テレキーボックス」を開発、22日より販売開始した。
同システムは、各住居の鍵をキーボックス内に収納し、物件のドアノブに設置。部屋に入りたい時に電子キーをセットした携帯電話から暗証番号を入力すると、キーボックスが開き、鍵を取り出すことができるという仕組み。
これを利用することで、不動産仲介業者は入居希望者を部屋の下見に案内する際に、部屋の鍵を管理会社やオーナーの所に取りに行く手間を省くことができる。なお開錠の情報は、同社の仲介業務支援システム「サクセス21」のサーバーへ自動送信されるため、利用した業者や担当者、日時などの情報を記録することが可能で、このデータをマーケティングデータとして活用することもできる。
販売価格は、キーボックスが1万6,000円、テレキー(電子キー)が1万2,000円。主に不動産管理会社向けに販売し、初年度1億円の売上をめざすとしている。