不動産ニュース / 調査・統計データ

2003/8/1

東日本レインズ、2003年4月~6月の不動産流通市場の動向を発表

 (財)東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)は7月31日、首都圏における2003年4月~6月の不動産流通市場の動向を発表した。

 これによると、当期の中古マンション成約件数は6,700件(前年同期比2.9%増)で2期連続で前年同期比を上回る結果となった。また、新規登録物件数についても23,858件(同17.9%増)となり、4期連続で前年同月比プラス。一方成約物件の1平方メートル当たり単価は30.51万円(同▲0.7%)であった。
 戸建住宅の成約件数は4,110件(前年同期比7.2%増)となり、2期連続で前年同期比プラス。新規登録物件数は、22,445件(同7.5%)で5期ぶりに前年同期を上回った。しかしながら成約物件平均価格は、首都圏平均で3,252万円(同▲4.0%)で過去最低を更新。新規登録物件の平均価格についても3,956万円(同▲5.2%)と過去最低を更新し、初めて3,000万円台に落ち込んだ。
 土地(100~200平方メートル)の成約件数は1,236件(前年同期比▲2.8%)で5期ぶりに前年同期比を下回った。成約物件の平均価格は2,882万円(同▲6.0%)となり、2期連続で過去最低を更新、1平方メートル当たり単価についても20.20万円(▲5.7%)で過去最低を更新した。新規登録物件については、8,037件(同▲3.8%)で4期連続で前年同期比マイナス。登録平均価格は3,170万円(同▲3.9%)、1平方メートル当たり単価は22.13万円(同5.2%)であった。

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