東京都住宅局は7日、平成15年6月期および平成15年第2四半期の「新設住宅着工統計」を発表した。
それによると、平成15年6月の東京都内における新設住宅の着工戸数は、前年同月41.2%増の1万9,768戸と3ヵ月連続の増加となった。
利用関係別では、「持家」が2,623戸(前年同月比42.9%増)で3ヵ月ぶりの増加、「貸家」についても8,259戸(同35.7%増)で3ヵ月連続の増加となった。このうち公的資金分は1,401戸(同13.3%増)、民間資金分は6,643戸(同40.8%増)であった。
「分譲住宅」は8,826戸(同48.5%増)で3ヵ月連続の増加。このうち公的資金分は1,809戸(同132.8%増)で3ヵ月連続の増加、民間資金分は6,962戸(同36.7%増)で前月のマイナスから再び増加に転じた。
なお、分譲住宅のうち、マンションは6,266戸(同44.6%増)、一戸建住宅は2,505戸(同58.4%増)であった。
また平成15年第2四半期の東京都における新設住宅着工戸数は、50,543戸(前年同期比19.4%増)と、3期連続の増加となった。
資金別では、公的資金住宅が前年同期比23.2%増の9,198戸。民間資金住宅は、40,029戸(同18.3%増)で6期連続の増加となった。
利用関係別でみると、「持家」は6,353戸(同11.9%増)と4期連続の増加、「分譲住宅」についても23,041戸(同30.9%増)で2期ぶりに増加に転じた。