不動産ニュース / 開発・分譲

2003/8/20

フィットリアルエステート、コンバージョンマンションモデルルームをオープン

 野原産業(株)グループで、コンバージョンを専業とするフィットリアルエステート(株)(東京都新宿区、代表取締役:今井力氏)は20日、かねてから開発を進めてきたコンバージョンマンションの第1号となる「レヴェールロワイアム壱番館」(旧称「FIT後楽」、東京都文京区、総戸数6戸)のモデルルームをオープンした。

 地上8階建ての同物件は、営団地下鉄丸ノ内線「後楽園」駅をはじめ、7路線が利用可能という利便性の高い立地に位置。2001年秋に売りに出されたオフィスビルを同社が一括購入、分譲マンションにコンバージョンしたもので、今般モデルルームを公開するとともに、分譲を開始した。
 住戸は、7・8階部分をメゾネットタイプ1戸とし、残りの2~6階までを各1フロア1戸、合計6戸に設定。間取りはフルオーダーメイドを提案しており、通常のマンションでは制約の多い給排水設備等の配置や仕様変更が可能となっている。これにより、室内の半分をインナーガーデンとした「屋内庭園のある家」や、ミニコンサートにも対応できる完全防音ルームを設けた「音楽ステージのある家」など、さまざまなユーザーニーズへの対応を可能とし、「“コンバージョンならでは”の設計、意匠ができる」(今井社長)という。
 なお、現地3階にオープンしたモデルルームでは、(株)ワコールのハウスデザイン事業部によるインテリアデザインを採用。全戸フルオーダーメイドであるため価格は未定だが、モデルルームと同程度のグレードの内装・設備を設置した場合の参考価格は、9,700万円(2階フロア、専有面積139.16平方メートル)~2億150万円(7・8階メゾネット、専有面積181.50平方メートル)となっている。
 10月中旬までモデルルームを公開し、11月末までに最終設計を決定、住戸引渡しは2004年3月中旬を予定している。

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